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ぼうさいこくたい2019@NAGOYA出展レポート!その3
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梅花堂の服部です。
今回の内容は、先日出展した「ぼうさいこくたい」のレポートその3です。
レポートは今回で終了です。
雨には困った???
これはマズい。なんせ扱っているものが段ボールや紙で出来た製品ばかりですから、水は大敵なのです。
霧雨が本降りになると困るなぁと思っていたのですが、だんだんと止み霧雨以上にひどくなる事もなく撤収時刻を迎えました。
ときどき霧雨が降りましたが、概ねくもりの1日でした。
一気に空が暗くなり大粒&大量の雨が降ってきました。
イベントに影響なくて、自分も濡れなくて良かったぁと思いました。自分たちの運の強さにも驚きです。
代表の佐野の言葉を借りて表現すると「まさに神掛かったタイミング」の雨でした。(もしかして紙が神に通じてたりして?)
しかし安堵したのも束の間、残してきた展示物のことが心配になりました。
展示物は翌日までテントの中に置いておくことになっていたので。
上部と側面はテントで囲うので濡れませんが、床から浸水する恐れがあります。
防水仕様の養生シートとブルーシートを敷いた上に製品を置いてきたので大丈夫のはずですが・・・正直かなり不安でした。
雨は一晩中降り続きました。
展示物は濡れた!?濡れない!?
問題はテントの中に残してきた製品たちです。
特にシェルターは予備がないので、壊れているとテントが寂しくなっちゃいますから。
ドキドキしながら会場に入りテントを開けると・・・
おお〜!大丈夫です!濡れていません!
床に敷いた「撥水加工付きの養生シート」の上に置いた製品は全く濡れていません。
床と養生シートの間には雨が入り込んで濡れていたのに、養生シート自体には一滴も染み込んでいない事にも驚きました。
また、空気中湿度100%近いテントの中に放置した「段ボール製の作業台」は全く変形しませんでした。
段ボールと紙のみで出来ており、撥水加工が施されていないのにも関わらず、です。
この製品は「中芯材」という柔らかい段ボールを何層にも重ねて強度を出しています。
しかしこれほど湿度に強いことは我々も予想外でした。
シェルターや他の製品も乾いたら全く問題なく使用できました。
養生シートの上の「簡易トイレ」、濡れていません!!!
作業台は湿気による変形もなく、物を置いても大丈夫。
「シェルター」で小さいお客様がくつろぐ様子。ちょっとたわんだけど、使用には問題ありませんでした!
出展した感想
改めて我々の技術力に自信を持つことが出来ました。
お客様からは展示品や防災について「生の声」を聞かせていただきました。
弊社はBtoBの取引しかありませんので、一般消費者の方々とお話しする機会は貴重です。
今回いただいたお声はさらに良いものを作る為のエネルギーとさせて頂きますね!ありがとうございました。
マイナス面では、自分も含め名古屋の人たちは少々防災に疎いということを感じました。
2000年の東海豪雨以降は、大きな自然災害が起こっていないことが大きな原因だと思われます。
しかし、南海トラフ大地震、台風の被害はいずれ起こるものとして捉えて備えなければなりません。
名古屋に拠点を置く弊社は、率先して防災に取り組むべきだと感じました。
今後の展開
まずは今回の展示したアイテムの販売がございます。
また、参加者の方々とのご縁により新たなプロジェクトが立ち上がる予定です。
日本経済新聞に「段ボール製簡易トイレを掲載」
ところが開発は終了したにも関わらず最終段階でつまづき販売に至りませんでした。
イベントで試してもらって良ければすぐに購入できるようにしておきたかったのですが・・・
興味を持っていただいた方、申し訳ありません。
しかし、イベントでお客様の声を聞いたおかげでもっとよい製品になりそうです。
お試しいただいたお客様もそうでない方も楽しみにしてください!
この「簡易トイレ」は日本経済新聞から取材の申し込みをいただいていますので、近々掲載される予定です。
掲載日は11月中の予定ですので詳細が決まったら当サイトでお知らせ致しますね。
大学と新しい商品の開発
家具の倒壊を防ぐ有効策を研究している大学の先生方が弊社の技術に興味を持って下さっています。
すでに新たな製品の企画中です。
矢崎総業様との更なるコラボレーション
新たな製品企画の話が持ち上がっています。
最後に
最後になりましたが、イベントスタッフの方々、出展にご協力いただいた方々に感謝を申し上げます。
梅花堂は大学や企業とコラボして新しい防災グッズの開発も積極的に行ってまいりますので、期待して下さいませ。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
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